ごみの収集と分別

2011-10-24

ごみ処理の出発点は、まずごみを収集することであるが、市町村などの自治体はごみの収集を直接、また許可業者に委託して行っている。厚生省の年度統計によれば、一九九五(平成七)年度に全国で収集された一日当たり約二一万トンのごみは、その四五・九%を市町村が直営で収集しており、残る三三・九%を市町村などが委託した民間収集業者、二・二%を市町村が許可した民間収集業者が収集している。ところで市町村のごみの収集では、収集したごみの中間処理と最終処分を容易にするためと、ごみの資源化(リサイクル)を促進するために、ごみの分別収集が重要であり、そのためには市民がごみを分別して排出しなければならない。ごみの分別の基本は、焼却場で焼却することが可能な可燃ごみと、焼却せずに最終処分場へ埋立処理する不燃ごみに分ける二種分別が基本である。二種分別に、畳やカーペット、ベッドやダンス、鏡台などの家具、自転車、冷蔵庫、テレビ、エアコンディショナーなどの大型不燃ごみを区別して、粗大ごみとする三種分別も、かなり以前から行われてきた。