合格実績だけを誇る教室は避けたほうがよい

2011-08-25

「塾育ちの子どもはとりたくない」子どもを受け入れる側の小学校の先生方がよく口にする言葉です。指示されたことしかできないとか、自発性がない、積極性に欠けるといった弊害がどの子どもにも目立つのだそうですが、先生方が共通して指摘するのは、「いじり回された子どもはいらない」という点です。多少の誤解や偏見もあるとは思いますが、いずれにしても、こうした小学校側の幼児教室に対する不信感と合わせて、ペーパーテストを廃止したり、行動観察に力点をおく小学校がなぜ増えてきたのか、ここをよく考える必要があります。小学校側か望むのは訓練された子どもではなく、宝石の原石のようにこれから磨いて光る可能性をもった子どもです。ところが、幼児教室に通わなければ合格しないという現実もあります。親にしてみれば、何とも矛盾した問題ですが、知識だけを詰め込まれた子どもはほしくないという傾向はさらに強まることはたしかでしょう。ですから、小学校受験のための教室選びに際しては、慎重に考える必要があります。合格だけを目的とした知識偏重型のトレーニングをする教室か、それとも小学校に入ってから伸びる可能性をもった子どもにするための土台づくりをする教室か、この違いを見極める必要があります。これみよがしに合格した子どもの名前をアチコチに張り出しているような教室は避けたほうが賢明です。