発達を促すもの

2011-03-04

発達を促すもの 幼児期の発達を促すために必要なこととして次のようなものが考えられる。「能動性の発揮」幼児は、興味や関心をもったものに対して自分からかかわろうとする。したがって、このような能動性が十分に発揮されるような対象や時間、場などが用意されることが必要である。特に、そのような幼児の行動や心の動きを受け止め、認めたり、励ましたりする保護者や教師などの大人の存在が大切である。また、幼児が積極的に周囲に目を向け、かかわるようになるには、幼児の心が安定していなければならない。心の安定は、周囲の大人との信頼関係が築かれることによって、つくり出されるものである。「発達に応じた環境からの刺激」幼児は、環境との相互作用によって発達に必要な経験を積み重ねていく。したがって、幼児期の発達は生活している環境の影響を大きく受けると考えられる。ここでの環境とは自然環境に限らず、人も含めた幼児を取り巻く環境のすべてを指している。例えば、ある運動機能が育とうとしている時期に、一緒に運動して楽しむ友達がいるなど体を動かしたくなるような環境が整っていなければ、その機能は十分に育つことはできないであろう。また、言葉を交わす楽しさは、話したり、聞いたりすることが十分にできる環境がなければ経験できないこともあろう。したがって、発達を促すためには、活動の展開によって柔軟に変化し、幼児の興味や関心に応じて必要な刺激が得られるような応答性のある環境が必要である。

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