マフラーは動的なアクセント

2011-06-16

そろそろマフラーが必要かな、という時季が好き。冬も佳境に入るとマフラーは絶対の必需品。忘れることでもあると、わびしい思いで耐えなければいけないもの。マフラーに流行遅れはないけれど、毎年何かしら欲しくなるものが店頭に並ぶ。好きなブティック、行きつけのお店で服は値段が張るからそうそうには買えないけれど、マフラーやスカーフならいいかしら、という気にさせられる。結果、どんどん増えて、身につけないまま冬を過ごすものも多く、もったいないと自己嫌悪を感じたり。どなたもマフラーなら何枚あっても服に合わせて、とお考えだろうから、プレゼントや海外のお土産にも買い求めることが多い。春に出かけたイギリスでもバーバリーのマフラーを二枚、紺地のものとキャメル地のものを買った。あの人とこの人に、と相手を想定して買った。それなのに冬になった今もいまだ私の家にある。紺地のは紺のコートに合うし、キャメル地のはトレンチコートにぴったり、要するに惜しくなったのだ。同じようなタータンチェックのものは何枚もあるのに、なんという人、と自分を叱るのだが少しも効果がない。マフラーはアクセサリーと同じで、少しでも他と違って気に入れば何枚あってもいい、というのが本音。コートの衿の中に埋めたり、くるっと巻いたり、前で蝶結びにしたり、鏡の前で少し凝った巻き方をしてパリの人のよう、と満足したり、マフラーは単調なコート姿に動的なアクセントを与えてくれる。いまだ包みを開けていないお土産のマフラー、やはり当初の予定どおりプレゼントすべきかどうか、ウジウジ迷っている私、二枚ずつ買ってくればよかったな。